●歯周ポケット除去
爪が伸びた状態で子供が泥んこ遊びをした状態を想像してみてください。爪の中は泥でいっぱいです。爪の中をきれいにしようとすると、ブラシで丁寧に一指ずつとってあげないといけません。そして子供がまた泥んこ遊びをしたとしても、汚れにくくするためには伸びた爪を短く切ってあげればいいのです。
同じように歯槽膿漏に侵された歯は、歯ぐきとの隙間(歯周ポケット)が4ミリ以上あり、その中は歯石や細菌でいっぱいです。そこを麻酔したうえで、きれいに掻爬(そうは)してあげる必要があります。その上で、食事をしても歯の周りに細菌が集まりにくいよう、そして患者さんが歯磨きしやすいようにするために、歯ぐきに手術をする必要があります。
手術した後の歯ぐきの隙間(歯周ポケット)は1ミリになります。
●咬合のコントロール
雪の上を長靴では歩けないのに、スキーの板をはけばすべることができます。同じように支えている骨が少なくなった歯は、一歯ずつでは揺れてしっかりと噛むこともできず、噛むたびに歯の寿命を縮めてしまいます。そうならないようにするためには、数歯ずつ、あるいはすべての歯を連結して噛むようにすることによって分散することができ、歯が長持ちしていきます。
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手術前
歯周病により歯肉の発赤や歯のぐらつきも出ています |
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手術後
ポケットを無くし、噛み合わせをコントロールすることにより、審美的にも機能的にも回復しました |
●付着歯肉の獲得
付着歯肉とは、歯の周りにある丈夫な歯ぐきのことです。しかし、歯周病が進行したために、その付着歯肉が少なくなったり、生まれながらにして、付着歯肉が少なく、歯周病に対して、抵抗力の弱い歯ぐきの人がいます。
そういう場合には丈夫な歯ぐきを移植することもできます。
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